臨床工学技士

これからの医療機器(危機)管理を考えてみた。医療機器に情報を持たせる方法はどうか。

医療安全

どうも、さじです。

最近医療機器について管理方法を考えていた時に、データベース管理について少し疑問が生まれました。

  • 機器管理はこのままでいいのだろうか?
  • Saas型の主流に伴い、外部データベース化が進んでいくのか?
  • さらなるインターネットの脅威に医療機器情報関連で対策方法はないか?

今はサイバーセキュリティーが多く言われている中で、医療機器の情報をいかに守っていくかが大切だと思います。

そんな中でQRコードを使って医療機器自体に情報を持たせる方法はどうなのか考えてみました。

データベースは情報管理が簡単だが対策が大変

医療機器の中央管理をする場合にはデータベースが必須です。

実際に私もいくつものデータベースを使ったことがあります。

今の主流な医療機器管理方法としては以下の三つが挙げられます。

  • 市販の医療機器管理ソフトを購入して管理する
  • Saas型の医療機器管理会社に委託して管理しもらう
  • 自施設でExcelやFile maker・Accessを使って作成する

市販からSaas型、個人でエクセルやファイルメーカーを使って作ったのものなど、それぞれに良さがありました。

どれがいいかはその施設の状況によって変わると思いますが、どれがいいか悩みますよね。

実際にそれぞれの特徴についてまとめてみます。

検討① 市販の医療機器管理ソフトを購入して管理する

市販されている医療機器管理ソフトのいい点は買い切りという点です。

今はSaas型のように月額を払うシステムもありますが、市販品は買い切りなので継続して使用料を払わなくて済みます。

またシステムのおおまかな形はできているので細かな点検項目など、自施設に合った設定をすればすぐに使用できます。

ですが、以下の点から導入している施設は少ないかもしれません。

  1. 購入するには費用が高い
  2. 機器が多くない施設ではコストパフォーマンスが悪い
  3. アップデートも必要ですが、再購入はかなり高い

システム自体は形が決まっているので、大きな変更はできません。

もしも施設の状況などが変わった、管理方法を変更していく、年数が経ったので更新するなど替え時が出てきたら大変になります。

その時に再購入しようとしたら高額になるため、少し迷いが出そうですよね。

検討② Saas型医療機器管理システムでデータベースを外部委託する

二つ目としてSaas型のデータベースを使用して管理する方法があります

インターネットを介してデータベースにアクセスし、点検情報などのデータ管理は外部サーバーに保管。

病院としては月額使用料を払うだけで、システム購入の際にかかる費用を抑えることができます。

実際に導入している施設も多くなってきていて、システム自体をもいくつも出てきています。

インターネットを介して行うため、情報系に理解がないと導入できる施設は少ないかもしれません。

ネット社会になった今でも病院内部では昔からの考え方が根強く息づいているので、考え方が古い人が、、、おっと、これ以上言ったら怒られてしまいますね。

私的にはこれが今の世の中に一番合っている管理方法なのではと思っています。

検討③ 自施設でオフィスソフトなどを使って自作データベースで管理する

最後の検討として自作システムがあります。

昔から行われている方法で、ExcelやFile maker・Accessなどを使って一から自分達で自施設に合ったものを作っていく方法です。

自作の良いところはまずお金があまりかからないこと。

システムを導入する費用や月額費用はかかりません。

その分作成には時間がかかりますが、自分達の使い勝手の良いように作ることができるので愛着も湧きます。

えっ?スタッフの時間が取られるから結果的には大変ですって?

それは、、、プライスレスです。我が子を育てると思って頑張りましょう。😇

これからはデータをどう守っていくかが重要

医療機器管理する場合にはデータベースが必須です。

でも昨今はインターネットを介したサイバー犯罪が多くなってきています。

それだけネット社会になってきたということですが、医療情報など大切な情報が盗まれるかもしれません。

医療機器のデータはそこまで狙われるのか?とも思いましたが、これらもとても大切な情報です。

しっかりと対策していく必要があります。

パソコンのウイルスソフトを使用する

データベースがある施設では必然的にパソコンを使用します。

そのパソコン自体にウイルスがかかってしまったら何も意味もありません。

その為施設によってはシステム管理課があったり、各パソコンにウイルス対策ソフトが入っているのが当たり前ですよね。

まさか、入っていない?えっ!?今時そんなところあるんですか?!?!

って言われないようにしっかり対策が必要ですね。

病院自体のサーバーにセキュリティーをかける

施設のパソコンから外部に繋ぐ場合には、必ず大元となるシステムがあるはずです。

セキュリティー対策をしっかりして尚且つアクセス制限なども行なっていると思います。

最近はそれすらもすり抜けてきますが、対策方法はいくつもあります。

まぁ個人のUSBを使ったり、自分のプライベートのメールアドレス(Gmail等)を使用した場合にはリスクが非常に高くなりますが、、、

もちろん院内のやり方に則って正しく使うことが基本ですけどね。

各機器にその機械の情報を添付して点検時に読み取る

医療機器のデータベースはバックアップを取っているので、何かあった際にもバックアップからの復元があれば大丈夫。

でももしもの時とかに備える方法として機器自体に情報を持たせるのはどうかなと考えました。

まずないと思うけど施設間で機械の又貸しがある

そんな施設あるのか?と思いましたが、実際にあるかもしれません。

(ヾノ・∀・`)ナイナイ

ということもあるのがこの世の中です。

系列病院がある場合には、その病院・病院で機器を購入し更新していきます。

しかし、どうしても足りない、購入できない場合などに他施設から借りる場合があるかもしれません。

そうした時に機器の情報をSaas型のようにインターネットを介して管理しているなら良いですが、そうじゃない場合には一々情報を確認しないといけません。

ならその機械に情報を持たせて、そこから情報を読み取ってデータを登録できたらとても楽なんじゃないかなと思いました。

病院だけでなくメーカーでも使える

よく機械のレンタルをしたときに、機械の横にメーカーでいついつ点検・修理しましたという記録がありますよね。

でもそれは日付だけであり、どこをどう直したなどは紙ベースまたはデータベースでの保管になります。

そのデータさえも機器に持たせることができたらどうでしょうか。

各営業所でデータの読み込みをして、その機器がいつ使用されどのような修理をしたかを一々確認しなくても良いのです。

そんな管理方法があっても良いのかなと思いました。

医療機器の情報管理にQRコードを使った考え方

QRコードは最近形が変えられるようになりました。

今までは正方形でしたが、長方形や小型化などもできるようになったようです。

それならスペースもあまり取りませんし、実際に貼り付ける場合にも特に問題はないと思います。

もしも機器を廃棄する時に情報を守るのであれば、シールを剥がしてポイッと捨てれば良いんです。

もちろんハサミでめちゃくちゃ細かく切り刻んでやる必要がありまがね。

これもこれから医療機器管理をしていく上で必要なのかなと個人的には思いました。

以上です!