臨床工学技士

技士の転職はどうしたらいいの?これからの技士の働き方。

臨床工学技士として転職する場合には、どうやって就職活動したらいいの?

病院から企業に行くことを考えているけど、どうしたらいいか不安。

病院から病院への転職を考えているけど、もしかして病院の間の情報は筒抜けで自分の病院に転職活動がバレてしまうの?

転職に不利になることもあるの?

 

といろんなことに悩んでいると思います。

今回はそんな悩みについて私の転職経験からお話ししたいと思います。

私も2回転職をして、今理想とする病院に勤めることができました。

 

私の経験と私の友人たちの話から、臨床工学技士の転職の実際について説明します。

これから転職を考えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

臨床工学技士の転職のオススメは?

臨床工学技士のあなたが転職を考えているなら、転職理由と転職業界についてしっかり考えてから選ぶ事をオススメします。

転職業界は大きく分けて3つあります。

・病院から病院

・病院から企業

・医療業界から他の業界へ

私のオススメはもちろん病院から病院です。

理由としては実際に今まで勉強してきたことや積み重ねてきた事を発揮しやすい環境だからです。

でも今はいろんな働き方ができる時代なので、病院から病院だけに縛られる必要もないのかもしれません。

自分にあったら働き方ができる仕事場を探しましょう。

病院から病院への転職

病院から病院は1番多い転職方法ですね。

臨床の知識と技術ってどこでも通用するものであり、正しい知識と技術をしっかり身につけていればどこで働くのも問題ありません。

 

でも、病院間の転職って情報が漏れてしまうことあるんじゃないの?と疑問に思いますよね。

 

実はこれ、結構あります。

 

病院から病院に転職する時に、病院間で親しい仲にある場合には技士間で情報共有されることがあります。

特に知り合いが多い病院関係者であれば、事前にどんな人?と仲間伝いに聞いてしまうこともしばしば見ました。

 

どういう人なのか、どういう感じで仕事をしているのかなど事前に知っておけば、仕事する上で有利になるのはわかります。

でもあまり気分のいいものじゃないですよね?

でも履歴書や職務経歴書などでわからないことも多いのも確かです。

 

もしも病院から病院へ転職する場合には、職場には就職活動を黙っておくのがオススメです。

新しい職場が決まってから元職場に退職を伝えても、職場は退職を止める権限はないんです。

自分が思った行動をしっかりとできるように、準備はしっかりしておきましょう!

病院から企業への転職

病院から企業へ転職する人も多くいます。

私の友人も臨床工学技士をやめてエンジニアになったり、製品開発や営業に回った人がいると聞いたことがあります。

転職理由として多いのは

・臨床が自分に合わなかった

・臨床よりも面白いことを見つけた

・もっといろんなことを経験してみたい

とネガティブな考え方やポジティブな考え方などいろんな考え方で進んでいるようです。

 

実際に転職した人に聞きましたが、転職方法はごく普通な感じでした。

転職エージェントや転職サイトを見て企業を探し、仕事の休みの日に面接や試験を受けている人が多いです。

中には業界で有名な人もいますので、そういう人は引き抜きにあったりディーラーを通して企業の方と繋がって転職していく人もいます。

 

でも必ずそうじゃないといけないのか?と言われたらそうではありません。

むしろ無名の方が転職には有利だと私は思います。

専門性があることはいいことですが、有名だとどうして辞めたの?何かあったの?などいろんな詮索が起こります。

それなら無名のまま「以前は臨床で技士として働いていたんです。」というちょっとした強みができる方が仕事がしやすいと思います。

 

臨床と企業では全く働き方も違ってきますが、自分いあった感じであればそれが一つの選択になっていいのではないでしょうか。

実際に企業に行った人は自分に合っていたと口を揃えて言っていました。

医療業界から他業界へ

臨床工学技士から全く違った分野へ進む人もいます。

例えば医療現場で培った知識を全く使わない業界への転職です。

例えば

・大手スーパーのバイヤーや商品開発部

・タクシー運転手

・化粧品会社の営業マン

これはあくまで一例ですが、私の友人には実際にこのような仕事をしている人もいます。

 

彼らに話を聞いた時にはみんないろんな意見がありましたが、最後には共通のことを言っていました。

『命の現場で働くことは自分に合っていなかった』

確かに医療現場が生きるか死ぬかの瀬戸際にあると言っても過言じゃないでしょう。

 

その中で患者さんの為にできることは何かと考えて、そのときできる一番の事をするのが現場にいる人に求められる事だと思います。

その重みに耐えられない人もいますから、離職率も高いのは確かです。

 

どんな仕事も人対人なので必ず仕事の先には人がいますが、医療という現場はその中でも命の現場です。

「生きるか死ぬか」が常にあるので、ストレスでやられていく人も多いのが現実です。

さらに人間関係がめんどくさいことになったら、もう手のつけようがありませんが。。。

転職するなら早いほうがいい

これはどの業界にも言えることですが、本当に早いほうがいいです。

「石の上にも三年」と言われて、好きでもない職場に居て嫌な先輩や上司がいる中で3年間働いて、自分の得たいものが得られなかった時悲しくないですか?

それなら先に目標決めて、早め早めの行動でいろんなことを吸収してしまうんです!

得るもの得たらすぐに辞める。そしてもっと成長する自分を追いかける。

嫌なところに何十年と務めるより、自分のしたいことをできる職場探しをしたほうがいいです。

そこに自分の人生を捧げればいいんですから。

 

自分がこの先どうなりたいのか、どうしたいのかを具体的に出すことをオススメします!

臨床工学技士だけでなくいろんな働き方ができる時代なので、いろいろ探していきましょう。