資格

高気圧酸素治療技師とは?技師の試験受験方法まとめ。

どうも、さじです。

昨年の診療報酬改定によって高気圧酸素治療が診療報酬点数が高くなりましたね。

今後脳神経外科領域のでの治療が多くなり、需要が増える予感がします。

今回は今後需要が大きくなる可能性がある高気圧酸素治療専門技師についてまとめました。

こんな人に読んでほしい

・高気圧酸素治療専門技師を知らない

・高気圧酸素治療専門技師を目指している人

高気圧酸素治療専門技師とは?

日本高気圧環境・潜水医学会が定める認定資格です。

主催している医学会

日本高気圧環境・潜水医学会

高気圧酸素治療に関わる臨床工学技士や看護師、准看護師が対象となる資格になります。

今現在高気圧酸素治療に従事している人は、自分の知識の確認や勉強の一端として取得する事をオススメします。

高気圧酸素治療専門技師を取得するには?

高気圧酸素治療専門技師に関しては書類審査と認定試験に合格することで認定しとして認められます。

他の資格のように指定講習会を受講してから認定試験の受験ではないので、その分費用は安くすみます。

認定試験の受験条件

事前に日本高気圧酸素・潜水医学会に入会していることが条件になるので、取得を目指す人はまず入会をしましょう。

主催している医学会

日本高気圧環境・潜水医学会

学会に入会しないと取れないのはちょっと辛いですが、そこは資格のために頑張りましょう。

申請条件
  1. 申請時に 2 年以上学会会員であり、かつ臨床工学技士または看護 師もしくは准看護師であること。
  2. 臨床工学技士または看護師は 2 年以上、准看護師は 3 年以上の臨床経験を有すること。
  3. 高気圧酸素治療専門技師制度施行の細則に定める期間の高気圧酸素治療の臨床経験を有する者。または、それと同等の学識と技術を習得した者であること。

認定士の試験内容

内容は高気圧酸素治療の原理と適応疾患・中毒・トラブル時の対処法など一般的な知識を問う問題になります。

また、試験科目の中に小論文がありますのです出題テーマに沿った自分自身の考えを800~1200文字でまとめる必要があります。

認定士の受験時期・場所・費用

認定士の試験は毎年一回だけの開催になり、試験料自体は他の認定資格と変わりません。

条件が満たされていること確認して、必要書類をダウンロード・準備して申請を行います。

ただ合格後に認定士として登録が必要になりますが、その際の手数料が他の認定資格よりも少し高いです。

内容 受験時期・場所・費用
申し込み時期 毎年7月1日までに必着
受験場所 東京
受験費用 10,000円
受験時期 9月初旬
認定料 10.000円

認定士の更新方法

高気圧酸素治療専門技師の更新ポイントは24ポイント必要です。

更新期間は他の認定資格よりも長く6年毎の更新になりますので、余裕を持ってポイントを貯めていきましょう。

ポイントは日本高気圧環境・潜水医学会に関連した学会のみで取得可能です。

内容 ポイント数
筆頭者 筆頭者以外
⒈論文掲載
学術総会  8 2
地方会   4 1
関連学会※ 4 1
⒉発表
学術総会 8 2
地方会 4 1
関連学会※ 4 1
⒊参加
学術総会 16
地方会 4
教育集会 16(基礎編 8/臨床編 8)
教育セミナー 4
関連学術集会※ 2

※:高気圧医学に関連するものに限る。

必要ポイントを集めたら、医学会の申請書類とともに医学会へ送付して認定完了になります。

※更新時の手数料としてまた10,000円が必要になります。

以上です!